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うずまき逆行伝その32
今日3年ぶりに携帯買換えました。最近通信料増えてきて以前のプランじゃ高くつきだしたので、どうせなら機種も替えるかーと。
そしたら隣のお客さんは厄介な方々だったらしく、怒鳴り声と脅しのオンパレード。
客商売は本当に楽じゃないなと思いました。
そういえば某海賊紳士のお国へと行った方からコメントを頂きました。
あそこの料理の内容聞いて大爆笑しましたよ。
口に含んだ瞬間に「テロだ」と思う程の味ってどんなんだ(笑)
ホワイトソースが魚のせいで生臭いって、処理しようよ魚!! わはは。
いや~大変笑わせて頂きました!!
さて、久々の続きです。若干グロ表現がラストにございますので、苦手な方はご注意ください。
そしたら隣のお客さんは厄介な方々だったらしく、怒鳴り声と脅しのオンパレード。
客商売は本当に楽じゃないなと思いました。
そういえば某海賊紳士のお国へと行った方からコメントを頂きました。
あそこの料理の内容聞いて大爆笑しましたよ。
口に含んだ瞬間に「テロだ」と思う程の味ってどんなんだ(笑)
ホワイトソースが魚のせいで生臭いって、処理しようよ魚!! わはは。
いや~大変笑わせて頂きました!!
さて、久々の続きです。若干グロ表現がラストにございますので、苦手な方はご注意ください。
「っいい加減にしなさいイタチ!!」
己の父の、悲鳴にも似た怒鳴り声に、イタチはゆっくりと父に向かい口を開いた。
「・・・・・・この血は尊いのですか」
「は・・・・・・?」
言われた言葉の意味が解らず、フガクは思わず口をぽかりと開けてしまった。
他の男達も怪訝そうな目線をイタチへと向ける。
そんな彼らを見ているのかいないのか。イタチは再び問いかけた。
「―――今の里の平和を壊すことが許される程に、この血は尊いものなのですか」
今度ははっきりとイタチが言わんとしていることを理解したフガクは、ぎろりと自分の息子を睨みつけた。
「真に尊い方々を犠牲にし、力に溺れた・・・・・・この、呪われた血が、それ程までに大事なのですか」
「・・・・・・イタチ、言葉が過ぎるぞ・・・・・・! 誇り高きうちは一族の次期総領たるお前が何を言い出すのだ!!」
「そっ、そうだぞイタチ!!」
「まったく・・・・・・何を言い出すのかと思えば・・・・・・!!」
口々に騒ぎ出す男達は、未だにイタチを自分達の味方だと、自分達の命令に従うべき存在だと思い込んでいる。
そんなものは過信に・・・・・・否、愚かな妄信に過ぎないというのに。
だが、血に驕った男達は、それに気づけないでいた。
「イタチ、貴様はそんなことを聞く為に我らに対しこれ程までの無礼を働いたのか!」
「フガク、少しイタチを甘やかし過ぎたのでは?」
「まったくだ・・・・・・そんなくだらないことを」
男の一人の言葉に、イタチは過敏に反応した。
「―――くだらない?」
―――彼らは、気付かない。
「ああそうだとも、くだらないことではないか!!」
―――抑揚のない声色がどれ程の怒りを秘めているのか。
「うちはの血がどれ程尊いのかだと? 尊いに決まっている! 最高の瞳術、最強の戦闘力を誇るわが一族をしてそれに敵う一族などありはしないのだからな!!」
―――その誇りが。
「今の里の平和なぞ偽りのものに過ぎん! 我ら一族が率いてこその木の葉よ!!」
―――その驕りが。
「そうとも! 里の頂点に立つのは我々こそが相応しいのだ!!」
―――心優しき少年の逆鱗に触れるのだと。
「今の里の平和がどうしたというのだ? 柱間なぞを崇める愚かどもの集まりではないか!!」
―――失望と絶望を呼び起こすのだと。
「壊したところで何の差し障りがあろうか!」
―――気付け、ない。
「・・・・・・もう、いい・・・・・・」
呟いて、イタチは静かに目を閉じた。
「あ・・・・・・?」
瞬間、ひゅんと空気が震えた。
その瞬間、男の一人の首がごとりと床に転がり落ちる。
「っひぃ・・・・・・っ!」
「なっ、なにを・・・・・・!!」
動けぬ男達はこの時、漸く自分達がどういう運命にあるかを悟ったのだ。
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