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モースの苦労4 ボツ話
今日は久々に残業したと思えるくらいに残りました。
最近は残業しても1時間だけだったりしてたので。
二次創作ばっかりしているせいか、どうしてもオリジナルBLが書きたくて仕方なくなってきた・・・。
「モースの苦労」の続きを書いてたんですが、やり直してます。
途中まで書いていたやつで突っ走ると話に収集がつかなくなりそうだったので・・・。
でももったいないからまたしてもここに載せてみます。
これでいくとシンクがドジっ子キャラになってイオンにお説教どころじゃなくなるのでボツにしました。
お暇でしたらどうぞ。
明日と明後日は叔父さんの還暦祝いに京都へとまた行くので更新は難しいかもしれません。
できれば1つでもアップしたけどな・・・。なんか先にナルトの方がアップでそうで怖い。
一日10行なのに。
最近は残業しても1時間だけだったりしてたので。
二次創作ばっかりしているせいか、どうしてもオリジナルBLが書きたくて仕方なくなってきた・・・。
「モースの苦労」の続きを書いてたんですが、やり直してます。
途中まで書いていたやつで突っ走ると話に収集がつかなくなりそうだったので・・・。
でももったいないからまたしてもここに載せてみます。
これでいくとシンクがドジっ子キャラになってイオンにお説教どころじゃなくなるのでボツにしました。
お暇でしたらどうぞ。
明日と明後日は叔父さんの還暦祝いに京都へとまた行くので更新は難しいかもしれません。
できれば1つでもアップしたけどな・・・。なんか先にナルトの方がアップでそうで怖い。
一日10行なのに。
モースがキムラスカへと発った後、マルクトへと向かうトリトハイムを見送り、シンクとアリエッタはフレスベルグに跨り、馬鹿やらかした一向を追っていた。
「シンク、あれ!!」
アリエッタの声に促され、その指さす方向へと視線を向けたシンクは、その光景を目にした瞬間声にならない悲鳴を上げた。
まずい。
拙い拙い拙い拙い――――――!!
シンクは大きく息を吸い、これまでの人生(といっても2年だが)でも出したことはないであろう程の大声を張り上げた。
「ちょおおおおおおおおーーーーーーーーっっっっっっと待ったああああああああーーーーーーーーーーーっっっっっ!!!」
上空100メートルから叫んだとは思えない程の声量に、軽く半径1キロ内にいた魔物が散り散りに逃げ去っていく。
隣を飛んでいたアリエッタが、フレスベルグと共に落ちかけるが、そこは流石の六神将と言うべきか、何とか寸でのところで堪え切った。
若干アリエッタのお友達は方向性を見失ってはいるが、それでも主を落とさずに飛べるだけ他の魔物とは比べものにならないだろう。
ちなみにシンクの乗っているアリエッタのお友達は既に失神している。
ぐえっふ、げふ、がほと咳をするシンクは叫び過ぎて喉が大変な事になっている為、その事実に気づかない。
「っシンクーーーーー!?」
アリエッタがはっとしてシンクに手を伸ばすも、後少しの所で届かず。
げーふげふと咽ているシンクは、そのまま目的の一行のど真ん中へと突っ込んでいった。
―――やっちまった。
今の気分を一言で表すならば、それだろうか。
地べたに正坐しながら、シンクは自分の馬鹿さ加減に自己嫌悪に陥っていた。
アリエッタのお友達を駆使し、ほぼノンストップでダアトからやってきたシンクが見たものは、今にも殺されそうになっているダアト軍人の、無様な姿で。
ダアトを滅ぼしかねない程の愚行を犯した馬鹿かいくら殺されようとも構わない、いやむしろどんと来いと無視できたのだが、如何せん殺されかけている軍人の間近には、ダアトのトップにして自分達兄弟の末っ子がいたのだ。
流石にイオンを殺されるわけにはいかないと焦った結果が、フレスベルグ共々のダイビングなのだからもう顔も上げられない。
―――ごめんなさいモース、僕もダアト滅亡の一因になっちゃった。
シンクはひたすらに公爵子息に向かい土下座しながらも、心の中でモースに謝り倒した。
隣でアリエッタも赤毛の青年に向かい頭を下げている。
ダアトの馬鹿を止めにきたのに、自分がダアトの馬鹿になってどうするというのか。
これでますますキムラスカに「ダアトは常識知らずの軍人ばかり」と思われてしまう。
いや、否定のしようもないのだが。
周囲でぎゃあぎゃあと公爵家襲撃犯や職務怠慢導師守護役が喚いているが、自分のやってしまった失態に気を取られているシンクの耳には届かない。
とりあえずシンクは己の命がここで終わることを覚悟した。
だって公爵子息の従者と思わしき青年の目が、笑っていないのだ。
殺し屋の目をした青年は、それでも主に待ったをかけられて大人しくしている。
―――剣に手をかけたままで。
もういっそ一思いに殺して欲しい程の羞恥心に駆られたが、自分よりも遥かに高い身分を持つ者の手前口を開くことは許されない。
それをもどかしく思いながらも、シンクは朱色の青年からの言葉を待った。
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