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やっと回復したああああああっ
今回の生理は腰痛も腹痛もなく、「痛み」というものはなかったんですが、どうにも気持が悪かった。
吐けば楽になれたんでしょうが、元来吐こうと思ってもチキンなもんで寸止めしちゃう性質なので吐き気はあっても吐けず。
どうにもだるくてこの3連休ずっと布団でぐだぐだしてました。
動くと気持ち悪くなるんですが、動かないと元気なので暇だなーと思い、少し前からプレイ動画をニコニコ動画で見るのにハマってたのでホラーゲーム「零」の実況ホラーゲーム(声なしなんて見れるわけがない)を見ようかなと思ったんです。
かなり面白い実況する人がいるので。が、零の一作目がかなり怖かったので(自分凄いビビりです)、中々勇気が持てず。
その時買うものあったのでアマゾンで買い物してたらたまたま「テイルズオブヴィスペリア」の販売ページに行っちゃいまして、あれ驚いたことにレビューが200件超えてるんですね。
個人的にレビュー多いのは面白い証拠だと思ってるんで(悪評も込みで、です)興味を持ち、そのレビューを見ていたら「今までのテイルズ作品にはいないタイプの主人公」という事。
そして適当に見ていったんですがどれもそんなに悪いことは書かれておらず、何より主人公がほとんど好感を持って書かれていたので「おお、当たりか?」とプレイ動画はヴィスペリアに決めて、布団の前にパソコンを置いて(どこの輝夜だっつの)早速見てみましたヴィスペリア。
本来Xboxでなけりゃ欲しいなと思ってたんで丁度よかったんですが、結果。
もの凄くハマりましたテイルズオブヴィスペリア!!
なにこの主人公超かっけえ!! 話も面白かったです。キャラも凄く仲良くて素敵でした。
Xboxは購入者が年齢層高いらしいので、それに合わせた主人公となっているとのこと。
確かに、小娘とは言えない年齢に(厚かましい)なってきた私には思い切りツボにハマる主人公でした。
以下はヴィスペリアのプレイ動画を見ての感想です。あくまで私個人の意見ですので。
そしてやはり私はルーク至上主義者、アビスの某同行者達とついうっかり比較して同行者達に厳しい発言をかましてますので、同行者達好きーさんはご覧になられないことをお勧めいたします。
完全にネタバレしてますので。それでもよろしければ、どうぞ。
今回主人公は21歳、下町育ちの元騎士という設定。周囲への気配りが出来て冷静な大人という感じでした。
ヒロインと仲間内で最年少の少年が今回テイルズの歴代の主人公が担ってきた「成長」を主人公ユーリの代わりに担っていたように思えます。
世界には「エアル」という物質が充満しており、すべてのものがこのエアルの恩恵の元生きているとの事。空気みたいなモンでしょうかね?
そして人々は魔導器(ブラスティア)と呼ばれる様々な便利グッズを使って生活しているという世界。
魔物が蔓延る世界で人々は街を結界魔導器と呼ばれる魔物の侵入を防ぐものを用いて囲い、暮らしています。
電気がつくのも魔導器のおかげだし、機械が動くのもってか、機械=魔導器と置き換えても問題がない程。
魔導器に依存しているこの世界には帝国が1つだけのようです。それ以外の国出てこなかったから。
そして帝国が魔導器を独占してるので、一部の人間にしか富も行き渡らず、それに反発した人間達の手でギルトと呼ばれる集団が出来上がり、帝国とギルドの中は険悪なものながらも一応は平和な世界を築いてました。
その帝国の首都にある下町(スラムみたいな感じですが、荒んではいません。単に一般市民よりちょい貧乏めな人々の集まりっぽい? プレイしてないのでその辺わかりませんが)に住むユーリは騎士をやめてから日々をただ何となく生きてきた青年。
日々なにかしら起こる下町の騒動の終結に駆り出されるほど、下町では慕われた存在らしいです。
そんなある日、下町に大きな事件が。
下町の生活水を支える重要な魔導器が突然壊れてしまいました。原因は魔導器を動かす際に絶対に必要な魔核(こんな字だったような・・・確かコアとか呼ばれてました)が魔導器から取り外されていたのです。
それを看破したユーリは、先程修理を頼んだ貴族の魔導士があやしい(つか何故貴族に頼んだじいさんよ・・・)と、単身その貴族の館に侵入し、案の定犯人だったその怪しい人物を見つけ、捕まえようとした所を現われた騎士団により、ユーリは牢屋へと捕えられてしまいます。
捕らえられた牢屋から抜け出したユーリは、騎士達に追いかけられているとある少女を見つける・・・。
―――と、いうのが冒頭です。こっからユーリは魔核を取り返しに、助けた少女はユーリの親友にして騎士であるフレンにどうしても会って話したいことがあるのだと2人帝都を飛び出します。
あとはまあ、次々問題が発生しては事が大きくなっていくわけですが、今回は主人公が本当にテイルズシリーズにはありえない程に大人でした。
大人で冷静で機転が利いて常に一歩引いて周囲を見回し、的確に仲間を導いていくというキャラでした。
主人公が悩み、苦しみ、仲間の助けを借りて成長していくのが今までのテイルズでしたが、今回は悩み、苦しむ仲間を優しく諭していき、彼らの成長を促してやる保護者的な存在になってました。
その為かプレイ動画を見ていると、「おかんユーリ」「お母さん」「お父さん」「ユーリパパ」などといったコメントが常時流れてた程(笑)
しかし困っている人は見過ごさないし、苦しんでいる人間は必ず助ける。そして自分1人が泥をかぶればいいと思っている辺りは主人公っぽかったですよ。
今までのテイルズ主人公にはない大人の魅力があります。
悩み、苦しんで主人公が成長していく話が好きな人にはお勧めしませんが。
スキットなども仲間内での調停者的役割が多かったですね。イベントも他の仲間に話したくないことを聞かれている仲間をさり気なく助けてるあたり、「あにきぃぃぃぃぃぃっ」と、叫びたくなりました。
何度も「ジェイド、見習って・・・」と思った程。
ヒロインが終盤までちょいウザ・・・と感じるんですが、皇女様ならばまだ性格が良いだけマシじゃないかと思います。
ちょっと皇族にあるまじき腰の低さと意識の無さでしたが、一生懸命さはちゃんと伝わってきたしラストは成長した様子がきちんと表現されててそんなに嫌いなキャラではなかったです。
ユーリの親友で、ユーリとは正反対の道を進む下町育ちのエリート騎士、フレンとの対比も面白かったですね。
2人とも今の帝国のあり方は問題があると思ってそれを変えたいと願っている。
フレンは騎士となって内側から帝国を変えていこうとし、ユーリは内側から変えていく間に苦しむ人間がいるのが我慢できずに騎士をやめてしまった。
そして物語の中で自分はどうしたいのかを考え、出した結論が「必殺仕事人」ですから。
法で裁けぬ悪を討つ。本気で必殺仕事人のようなことしてましたよこの人。
この辺りからも今までにない主人公だということがわかりますね。
帝国を正しいあり方にし、すべての罪を正しく法の下に裁くのが正しいのだというフレン。
法が裁けない人間(貴族)が野放しにされ、悪事を働く限り帝国が正しいあり方になるまでの間に苦しむ人がいるのだというユーリ。
どっちも間違っていない2人の衝突には胸が痛みました。
1人で泥を被ろうとしているユーリをきちんと理解した上で、それでも自分の正義を揺るがすことなくそのユーリのあり方を非難できるフレンは結構好青年。
しかし、そんな親友の苦しみも知った上で己が見つけた道を行こうとするユーリもまた切なかったです。
つかこれ一歩間違えばフレン(主人公)、ユーリ(敵キャラ)で物語進んでても可笑しくないなと思いましたよ。
この2人の友情が熱すぎる。萌えシーンありすぎてキュンキュンしましたよ。
しかし、ヒロインは最初フレンが危ないことになってる(恐らく暗殺?)ことを知らせようとして旅に出ることになったのに、その話は滅茶苦茶スルーされたのが気になる。
フレンに会った時に話しはしたようですが、それが物語の中核を担っている話ではありませんでしたしねー。
つか、全部見てもフレンが狙われていた理由がわからん。
ユーリの方は最初の目的をきちんと果たしてただけに・・・。姫様何しに外出たの・・・?
帝国は現在皇帝位が空席となっており、2人の皇帝候補者を頂いて評議会と騎士団の間で熾烈な争いになってるらしいから、この帝国のお家騒動に関わる重要な秘密をフレンが握っていて、狙われているのを知ったヒロインがそれをフレンに伝えようとしていたのかと思ったんですけどね。
私てっきりそれが発端でユーリもお家騒動に巻き込まれ、そっから更なる大きな事件が・・・
となるのかなあと思っていたら全然違う話が急に入ってきて、そっから世界滅亡フラグ立っていったしなあ・・・。
まあ全体的に面白かったですよ。個人個人の持つ正義がちゃんとわかったし。
ユーリママ(笑)のおかげで仲間達は変わっていき、いい感じになっていくし。
ユーリは変わりませんでした。安定しすぎ(笑)
変わらなかったけれども、自分の道は見つけてたかな。歪みねえ主人公初めてみた。
しかし、キャラもいいし話もいいしサブイベントも多いようだしスキット楽しかったし、本当に何故箱で出したのかを小一時間程ナムコに問いただしたい。
あと、要所要所で起こる美味しいイベント(色仕掛け、ウエイターなど)のキャラ選択にユーリが入っていないことも説教したい。何故だナムコ。何故なのだ。
PS3に移植されて色仕掛け作戦にユーリも入るならば私は泣いて喜ぶ。
だって12歳の少年カロルですらお色気作戦の選択肢に入ってて女装してたのに・・・! ならユーリでもいいじゃん! あんだけ素でフェロモン出してたらいけるって!!
ああああ・・・PS3で出してくれたら迷わず本体買うのに・・・!!!
あれPS3で出したら多分もっと人気でそうなんですけどね。
昔からのテイルズファンって、私みたく年取ってるし、そうなるとあの主人公はツボにハマると思うし。
ぶっちゃけユーリとルークが私の中で同格になりつつある。
ってか、
あんなキャラがどうしてアビスにいてくんなかったんだよおおおおおおおおおおおおおっ(泣)
・・・と、叫びたくなりました。
12歳の仲間の少年が強力な魔物を前にしてビビり、仲間置いて逃げてしまった時も叱らずに諭せるユーリみたいな人間がいてくれれば、ルークは救われたのに・・・・・・!!
ニコ動なんでコメントつきで見たんですが、ヒロインのエステルも王族なせいか結構ルークと比較されるんですよ。あとユーリともルークは比較されるんですけどね。
このヒロインが終盤までうじうじ悩んで優柔不断な態度を取るから、人によってはイラつくらしく、結構このヒロインは好み別れるらしく避難もされてましたので。
そん時に「ルークよりましだろ」とか「断髪前のルークよりマシだろ」とかのコメント見る度に、あんな最悪な人間しかいない環境で7歳の子供がひねくれないならその子連れて来いと怒鳴りたくなりましたが・・・。
子供はある程度育てば本人の資質の問題になりますが、その資質とて導き手である大人が歪めりゃ歪んで育つんですよ。
良くも悪くも物心つく前までの教育が大事だと思っている身としては、ルークが悪い対照として出されるたびにイラッときました。
第一、このヴィスペリアは悪人は性格最悪でしたが、町の人間や仲間は本当にいい人ばかりでしたし。
先ほど述べた12歳の少年カロルも、最後には12歳にはとても思えない程の成長を、無理なく遂げてたし。
そう、カロルはユーリや他の仲間達に支えられて、自然と強く逞しく成長していくんですよ・・・。
ルークの変わりようを「卑屈になった」と書いてたコメにイラッと(もういいって)しました。周りの人間があんなんばっかでどうやって卑屈にならずにいられるのかをマジで教えてほしい。
ユーリがいてくれれば・・・と、動画を見ている最中50回以上思ったんでそれ以上数えるのは止めました。
あとエステルにも剣の師匠がいるんですが、めちゃくちゃ良い師匠で、それにもちょっと泣きそうに・・・。ルークを思うと泣きそうに・・・。
この辺りも今度書こう・・・ついついアビスを持ち出すのは悪い癖ですね、ほんとに・・・。
あとラスボスが生きてる上に主人公と和解してるのも珍しいなと思います。
まあ、このヴィスペリア、結局の所人間が悪いよね、に落ち着くんですが。いやこれはけっこうテイルズにはありがちなんですがってか、世界の滅亡に人間が関係してなかったことがないんですが。
それでもラスボスが死ななかったのは稀有だな、と。
しかもなんか最後はユーリ達が変えた世界のあり方に納得していたようですしね。
その一歩手前のボスは死んじゃいましたが、彼はねえ・・・生きてても死刑になっただろうし・・・。
でも、今回のラスボスと一歩手前のボス両方に言えるのが、彼らは彼らの正義を貫いた結果なんだね、ということですかね。
あ、あと、ここまで恋愛要素がなかったテイルズも珍しいと思いました。
アビスですら最後にティアが「好き・・・」って言ってたのに、はっきりとしたそんな表現もまったくなし。
エステルが決戦前夜っぽい時にちょろっとそれらしきことをにおわせてましたが、ユーリ誤魔化したし。
結局兄妹という表現が似合うヒーローとヒロインでした。
これもまたヴィスペリアよかったなーと思う要因。所詮腐なんで・・・てへ。
そして今回美味しい男性キャラ多すぎる。主人公、仲間のおっさん、主人公の親友、そしてラスボス。
ラスボスとユーリが美人過ぎる。
ラストのアニメでラスボスとユーリが2人画面に映るんですが、「え、何この美女2人」と思いました。
主人公仲間内で一番色白ですし。ヒロインよりも色白な主人公も珍しいですね。
仲間の女性キャラも可愛いかったですよ。若干ヒロイン「ウザっ」と感じるところもあるんですが、それでもアビスの仲間の女性キャラ見たく「死ねよこいつ(乱暴ですみません。しかしマジでそう思ったんで・・・)」と思うような感じではなかったし。
とにかく、マジでPS3に移植してくれないかなと思ってます。絶対に、あと3年は移植されませんよーっていうならば箱買いそうなくらいに面白かったです。
この話ならば自分で買ったら2周3周できる。
実は今までのテイルズって1周したらやめてたので・・・。アビスは小説書くためにもプレイしようかなーと思ったんですが、どうしてもコントローラー持つ気にはなれませんでした。
しかし、ヴィスペリアは自分でやってサブイベコンプしたいと思いました。ニコ動で見て知ってるけど、やりたい。
そう思わせてくれるRPGでしたよ。
お家にXboxがあるというのであれば、お勧めしたいなあと思うくらいに。
・・・おそらく、そのうちに我がサイトに「ヴィスペリア」追加されてるでしょうね・・・。