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 うずまき逆行伝その21

 今まで爆睡してました・・・。残業しないときの方が生活が怠惰ってどういうことだろうか。
 もう明日はお弁当買おうと思います。風呂入って寝よう。
 半年以上も前に予約した本がやっと私の順番になったよと図書館から連絡がきました。
 たぶん「私は日本のここが好き!」とかそういったタイトルの、外国の人に日本のいいところを聞いて本にしたようなやつだったような気がします。
 楽しみ。

 

 「リクはあとまわしでもいいので、生殺しは勘弁してください。区切りのいいところまで更新しておいていただきたいです」とコメント頂いたんですが、やはり適当にブツ切りで毎日よりも区切り付けて三日に一度とか、そんなのの方がいんでしょうか。
 私自身日記で毎日更新~♪、にはしゃぎすぎて「こんなところでブツ切るか?」と思うところでのっけてるのはどうかなーと思ってたりもするんですが。
 ほぼ毎日更新できたので、若干満足もしてしまったんですよね・・・。三日に一度くらいにはなるけれども、ちゃんと一区切りついてサイトにのっけてる方がいいんだろうか。
 毎日日記でこつこつ更新に飽きたからではありませんよ? え、ええ、もちろん。ははは・・・。

 ・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・・。

 ・・・すんません飽きました。(コラ)

 ジジイ絶叫編が終わったら、もういっそサイトの方にアップしていこうかしら・・・。
 日記で更新してる逆行伝は五歳のサスケをナルト(二十歳くらいに変化)に育てさせて一端終わる予定なので、もうそろそろ終わるんですよね。
 ・・・悩む。


 さて、ジジイの絶叫編の続きです。じ様は書きやすい。イタチ本人はシリアスですが、じー様視点で書いてるので思い切りギャグです。

 

 








「・・・・・・何用じゃ、イタチ」
 報告を終え、退室したはずのイタチの気配を感じ、ヒルゼンは闇に問いかける。
 すると音もなく闇は人の形をとった。
「どうした」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
 ヒルゼンの問いかけにも答えずに、イタチはただ頭を下げている。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
 それを見やったヒルゼンは、イタチの様子がどこかおかしいことに気づいた。
「何があった」
 再度問えば、イタチが漸く顔を上げて己を見つめてくる。
 彼の瞳には、何か強い決意が現われていた。
 その瞳に、ヒルゼンは嫌な予感を覚える。
 何だろう、何だかイタチの言葉をとても聞きたくないのだが。
 だが、火影という立場から「何か嫌な予感するから何も言わずに帰って」とはとてもじゃないが言えない。
 ごくりと唾を飲み込み、ヒルゼンはイタチを見やった。
「・・・・・・以前のご命令は、まだ有効でしょうか」
 イタチの言葉に、ぐびりとヒルゼンの喉が引き攣る。
「い、以前・・・・・・とは?」
 イタチが言うものに心当たりがばっちりとあるのだが、一応とぼけてみせた。
 どう考えてもあの命令しか覚えがないが、あの命令は問答無用で撤回されたものだ。
 里の一部の人間にとっては史上最凶の鬼っ子として知られる、うずまきナルトの手によって。
 それに伴った騒動までを思い出し、ヒルゼンのこめかみから冷や汗が流れる。
 頼む。
 頼むから違ってくれと願いつつ、ヒルゼンは表面上は鹿爪らしくイタチの次の言葉を待った。


「―――・・・・・・うちは一族殲滅命令です」


 やっぱり。
 あたっちゃったよオイ。
 内なるヒルゼンがムンクの叫び状態で悲鳴を上げる中、イタチはヒルゼンの答えをじっと待っている。
 イタチが何を考えているか、おぼろげながら察することができるだけに、ヒルゼンは答えに窮した。
 結論から言えば、命令は有効だ。何せ、それ以外に方法がないのだから。
 イタチからうちは一族がクーデターを起こそうとしているとの情報が入った当初は、ホムラとコハル、そしてタンゾウがイタチにうちは一族全員を抹殺し、クーデターの存在自体を隠蔽させようとしたのだ。
 当然そう易々と承諾できるものではなく、当初ヒルゼンはその意見に反対した。
 だが、ならばそれ以外にどんな方法があるのだと詰られれば押し黙るしかなく。
 それ以外の方法はないと悟ったヒルゼンが、苦渋の決断の末に自らがイタチにうちは一族殲滅を命じたのだ。


 だが、それは失敗に終わる。
 イタチが承知する前に現れた恐怖の鬼っ子が、こめかみに青筋おっ立てて命令を取り消させたからだ。
 正直、あの時の情景は思い出したくもない。
 そろそろあの世に片足突っ込もうかという老人四人が、生まれて五年しか経っていない幼児にマジ泣きでもうこんな命令出しませんごめんなさい許してくださいと土下座して誓わされたのだ。
 あの姿は、死んでも他人には見せられないというか、見られたら羞恥心で死ねると確信できる程に情けないものであった。
 それをナルトの背後にいたカカシによってしっかりと撮影されているのだから、ヒルゼン達の生殺与奪権はナルトにがっちりと握られてしまっているようなものだ。
 本気でキレたナルトを見たのはあれが初めてであったが、あそこまで恐ろしいものだったとは。
 上層部の人間の弱みを握りそれを楯に脅しているナルトは、里の上層部の人間達にとっては忌々しくも手を出せない存在として恐れられていたが、あれがどれ程手加減されていたのかを、ヒルゼン達は思い知ったのだ。言葉通り、その身を以て。
 手加減なしのナルトの怒りは、それはもう恐ろしかった。
 タンゾウなどは一週間悪夢に魘され、げっそりとやつれてしまった程だ。
 そこまでナルトを怒らせた原因が、イタチに下されようとしていた「うちは一族殲滅及び事後の里抜け」にあるのは明確で。
 カカシに次いでナルトのお気に入りであるイタチに修羅の道を歩ませようとしたのが、ひどく気に障ったらしい。
 「うちはは俺が何とかするから干物どもは黙って干されてろ」とまで言われてしまえば、よろしくお願いしますと頭を下げるより他はなく。
 齢五歳とは思えぬ程貫禄たっぷりに言い切ったナルトに、ヒルゼン達はうちは一族に関する一切をナルトに任せることにしたのだ。


 だが、イタチはそれを良しとしなかったようだ。





  

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私は楽しみです
今日の日記を拝見させていただきました。
私は何気ない日記といっしょにゆっくりと生殺し的尾話を読むのが大好きです。次が気になるー!というドキドキ感とワクワク感を味わいつつ読めるからです。毎日の日記とともに読むことが大好きなので、無理にとは言いませんが今のまま行っていただけたらと思います。
2009/02/19(木) 16:10:41 | | りう #92dba9e6f6[ 編集]


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