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あああああ・・・
三国恋戦記の件の赤い人こと孟徳さんの好感度不足BADエンドを今さっき見てきました・・・。
やばい・・・あれはやばい・・・。
ネタバレスレで見てたのに、未だ涙が止まらない・・・。
もう、ね・・・これはほんとに駄目だ。
ネタばれスレでこのエンドは泣けると聞いてましたが、泣けるどころの話じゃなかった。
他のは選択肢失敗した上でのエンドなんで、まあバッドでも仕方ないかな、と思うんですが、この好感度不足バッドだけは・・・・・・。
グッドエンドとまったく同じルート辿るせいで、余計に切なさが増すという。
孟徳のグッドエンドは、花ちゃんが本が燃やされたことで孟徳を疑い出し、そのせいで孟徳との仲が拗れ、孟徳を信じられなくなった花ちゃんは本もない自分が孟徳の傍にいても迷惑になるだけだし、自分を信じてくれない孟徳の傍にはいられないと孟徳のもとから逃げる決心をつけるんです。
花ちゃんは「丞相から逃げるには丞相に即効性の眠り薬を飲ませて丞相が眠った隙に逃げればいい」と怪しいおっさんに入れ知恵されて、孟徳の部屋に行った時に孟徳が常飲している頭痛薬とすり替えます。
それを飲ます直前に、花ちゃんは自分のしていることがいけないことだと気づき、自分は何をやっているんだろう、孟徳が信じてくれないといいながら、自分も彼を信じていないではないか。こんなことはしてはいけないと思いとどまり、眠り薬が溶け込んだ水を飲もうとしていた孟徳を止めようとします。
その時、動く影を見つけ、花ちゃんは咄嗟に孟徳にそのことを伝えようとしますが、相手がこちらが気づいていることに気付いたら襲いかかってきて危険かもしれないと孟徳に伝えるのを止め、外にいる何ものかに気付かれないように孟徳に知らせることはできないかと考えるんです。
ちなみに、ここで直ぐに外にいる刺客の存在を知らせると鳥籠行きのバッドエンドです。
他人の嘘がわかる孟徳に、花ちゃんはわざと嘘をついて薬を飲ませないようにして、自分が薬を飲み、倒れるんです。
倒れた人影を見た刺客が襲いかかってくるも、刺客が刺したのは花ちゃん。
見事策は失敗に終わり、孟徳の命は救われました。
自分を庇った花ちゃんを抱きかかえながら、傷を負い、意識が朦朧としている花ちゃん。
花ちゃんは自分こそが孟徳を信じていなかったことを謝り、自分は心から孟徳を好きなのだと伝えます。
ここで花ちゃんの意識は現代に帰り、親友達に「ぼうっとして、夢でも見てたの?」と言われます。
帰ってこられても孟徳のいない世界では意味がないのだと悟った花ちゃんは、そんなに好きなら会いに行っちゃえと発破をかけてくれた親友の言葉を力に、今度は自らの意思で本の世界に入ろうとします。
ここで本の中の世界に入れば、自分はもう二度と帰ってこれなくなる。ならば、両親に一言告げてからにしようと花ちゃんは急いで家に帰ります。
家に帰ると、彼女の母親がいつも通り、夕飯の支度をしているところでした。
そんな母に、花ちゃんは「すごく好きな人ができたの。その人といたいの」と告げます。
「全然私のことなんて信用してくれなくて、疑り深くて、何でもできて、何でも持っていて」
「でも、そばにいてあげたい」
これを聞いた母親が笑いながら、「あなたもおかしな人を選ぶのねえ」と言います。
お母さんそれで終わらせるにはちょっと問題有りすぎる男ですよ、と言いたくなったのはさておき。
それで、どうして泣くの?と尋ねた母に、孟徳を選べばもうここにはいられないと心の中で思う花ちゃん。
そんな娘の心情を慮ったかのように、お母さんは言及せずに「その人は、あなたを幸せにしてくれる?」と、尋ねます。母の愛に全俺が泣いた。
しかしそんな母への愛に娘が返した言葉が秀逸。
「わ、かんない。でも大切にしたい。幸せにしてあげたいの」
ですからね。お宅のお嬢さんはとても正直な人だ。
幸せにしてやりたいと言う花ちゃんがテラ男前。
そしてなら、幸せになりなさい。泣くことなんてないのと娘を見送る母の愛。
そうして次に花ちゃんが目覚めると、孟徳のベッドでした。
で、まあグッド行きなんですが・・・・・・。
ここのね、花ちゃんが孟徳の代わりに刺された後からが分岐なんですよ、グッドとバッドの。
自分が刺されたことをしり、意識朦朧とした中で孟徳に自分の思いを伝え、孟徳を信じようとしなかった自分を詫び、そして花ちゃんはここで悟るんです。
私、死ぬんだ、と。
もう限界に近付いている己の意識を奮い立たせ、花ちゃんは孟徳に、最後に優しい嘘を残します。
「・・・・・・孟徳さん、私、このまま、自分の世界に帰るんです。だから―――」
あ、駄目だ・・・・・・書いてて泣けてきた。
自分が死ぬと悟り、残していく愛しい男につく最後の言葉が、優しい嘘。
孟徳が嘘を見破ると知りつつも彼女が残す最後の思いに、孟徳もこくりと頷きます。
「―――うん。君は、君の世界に帰る。家族のもとに」
「母親と父親と、小生意気な弟のいるところに」
「友達と買い物に行って、のろけ話を聞いて、たまに俺のことを思い出す」
「いつかその回数も減っていって、誰かと恋人になって、結婚する」
花ちゃんのつく優しい嘘に、乗って上げる孟徳。
これは自分の望みでもあるんでしょうね。花ちゃんは死なない、ただ、自分が手の届かない場所へ帰るだけだ、と。
自分の話に乗ってくれる孟徳に、もう声も出せなくなった花ちゃんは心の中で願います。
(だから、もう、私のことなんて気にしないで―――)
「それでも、いい。それもいいんだ、もう。お願いだから、生きて・・・・・・!」
花ちゃんはもう自分のことなんて気にしないでいいから、悲しまないでと望み、
孟徳は、自分の手の届かない世界に行っても、自分なんて忘れてしまってもいいから、それでも生きてくれることを望み。
そして花ちゃんの意識は真っ白になるんです。
お互いがお互いを思ってつく嘘が切なすぎる・・・! 孟徳が花ちゃんが言った言葉全部覚えてるのもね、もう何もかもが切ない。
後悔したんだろうなあ。試すようなことして花ちゃんの不安を煽って、結果こうして花ちゃんを失うはめになって。
でも孟徳は、花ちゃんに疑わしい言動をわざとして、自分を黒だと見せかけて、それでも花ちゃんが信じてくれるか試した、花ちゃんなら、って思ってたんじゃないかなあと思って、もうどうしようもなかった。
某スレにもあったけど、もうこの後の赤い人には絶望しかないような気がする。
最後の最後で自分を信じてると、自分を信じさせてくれると証明してくれたたった一人の愛する人を失い、後に残されたのは彼女が自分の為についた優しい嘘だけ。
嘘だとわかっていても、彼女の言葉を、自分の世界に帰るんだという言葉を信じたいと思った彼は、この後はもう丞相としてしか生きられないんでしょうね。
「孟徳」は花ちゃんが連れていってしまったように思う。孟徳に残されていた最後の柔らかい部分全て、人らしいもの全てを花ちゃんに預けていたように感じられたので。
しかしいいバッドなんだよこれがまた・・・・・・!
速攻で赤い人を幸せにしてきたよその後! 好感度MAXでほんわかと幸せそうに笑う丞相みないと気が済まなかったよ・・・・・・!!
しかし、見て損はなかったエンドでした。バッド苦手と言う方も、これだけは見て欲しいバッドです。
私もバッド苦手なので他キャラのバッドは絶対見ない。
切なすぎるからもう見ない。
けど、これは見てよかった・・・・・・。