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 うずまき逆行伝その17

 印刷会社は初心者ならばやはり高いところの方がいいらしいです。
 慣れてないなら多少高くても、しっかりとアフターケアしてくれるところがいいとご助言いただきましたよ。
 ご助言くださいました方、ありがとうございます!
 そうか・・・やはり慣れないうちは多少割高になってもしっかりとサポートしてくれるとこがいいのか、やはり。
 勉強になりました。


 うずまき逆行伝、うちは編に突入ですが、思いっきり冒頭です。どこを切ってもキリが悪くなるのでこんな短いところで切らざるを得なかったんです。
 なので、見なくても平気かもという・・・
 しばらくはイタチの心情が中心となります。







 何を犠牲にしてでも、護りたいものがあった。
 誰を苦しめても、護りたいと。


 だが、苦しめた『誰か』が、己の護りたいもう一つのものになってしまったら。


 ―――どうしたらいい?













 やり直し人生も五年目を迎え、ナルトは今のところ平和な日々を過ごしていた。
 里の上層部からの刺客も、他里の刺客も徹底的に痛めつけ・・・・・・いや、徹底的にボコ殴り・・・・・・いやいや、徹底的にナルトを殺すのは無理であると解らせたおかげで、最近は無駄だと悟ったのか、まったく送られてくることもない。
 おかげで夜にきちんと睡眠が取れるので、ナルトは至極ご機嫌であった。


 現在ナルトは、火影邸に住んでいる。
 術を上手く扱えるようになった時点で自活しようとしたのだが、三代目火影とその娘夫婦の強固な反対により、已む無く断念することとなった。
 ジジ馬鹿全開の三代目がいくら駄々をこねたとしても、いくらでも勝手にこねとけとばかりに毛の先程も困らないナルトではあったが、何の含みもなく己を慈しんでくれる火影の娘夫婦の悲しそうな顔は流石に堪えた。
 それに、まだ赤ん坊といって差し支えのない彼ら夫婦の子ども、木の葉丸も大変ナルトに懐いており、それを引き合いに出されてはナルトも己の我を張ることはできない。
 結果こうして今も火影邸にてお世話になっているのだが、夜中に刺客が送られてくることもなくなり、自分が気を許した人間しか部屋を訪ねてこないということもあり、概ねナルトは現状に満足していた。
 ナルトが住んでいるのは火影邸の最奥部だ。
 他の部屋とは違い、独立した形になっており、小さな台所やトイレ、バスルームも備え付けられている為、生活するのに何不自由はしない。
 現在この部屋に自由に出入りできる人間は極一部に限られている。
 その一部の人間に限り、この部屋の主の許可なく自由に出入りしても、主からの鉄拳制裁はない。
 それ以外の者がこの部屋に侵入すれば、ナルトの容赦ない制裁が待ち受けている。
 うちはイタチも、その「極一部の人間」の一人であった。


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