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うずまき逆行伝その28
閉鎖してたと思っていた惑星擬人化サイト様を偶然発見しました。
どうやらURLを変えてただけらしい。相変わらず地球が可愛かった。個人的に火星×地球もいいんですが、木星×地球もしくはおっさん×地球が好みです。
しかし国を擬人化したり惑星を擬人化したりするのはうちの国だけなんだろうか?
他の国の方々もそんなことしてるんだろうかと気になります。
ちなみに日本の擬人化好きは根っかららしいよ! 遥か昔から普通に擬人化あったと以前聞きました。流石OTAKU国家。
ところで擬人化はオタクなんだろうか? まあいいか。
最近また創作BLにハマってサイト巡ってます。異世界トリップとかヤクザとか海賊とかいいよね。
漫画サイトのゆるゆる四コマとか面白かったです。
そして「笹川兄の恋人ってシルエット花ちゃんっぽいですよね」というコメントを頂き、目から鱗でした。
確かに似てる!
私てっきり笹川兄はイーピンとくっつくのかと思ってたんで花ちゃんという発想はなかったです。
それもありだなあ・・・。
さて、逆行伝。まだ過去編続きます。いつになったら子育てできるのか。
どうやらURLを変えてただけらしい。相変わらず地球が可愛かった。個人的に火星×地球もいいんですが、木星×地球もしくはおっさん×地球が好みです。
しかし国を擬人化したり惑星を擬人化したりするのはうちの国だけなんだろうか?
他の国の方々もそんなことしてるんだろうかと気になります。
ちなみに日本の擬人化好きは根っかららしいよ! 遥か昔から普通に擬人化あったと以前聞きました。流石OTAKU国家。
ところで擬人化はオタクなんだろうか? まあいいか。
最近また創作BLにハマってサイト巡ってます。異世界トリップとかヤクザとか海賊とかいいよね。
漫画サイトのゆるゆる四コマとか面白かったです。
そして「笹川兄の恋人ってシルエット花ちゃんっぽいですよね」というコメントを頂き、目から鱗でした。
確かに似てる!
私てっきり笹川兄はイーピンとくっつくのかと思ってたんで花ちゃんという発想はなかったです。
それもありだなあ・・・。
さて、逆行伝。まだ過去編続きます。いつになったら子育てできるのか。
血まみれの赤子を、四代目がゆっくりと湯を張った桶に入れ、その血を洗い流す。
チャクラでへその緒を切り落とすと、大きめの布に赤子を包んで奥方に渡した。
「ほら・・・・・・元気な男の子だよ、クシナ」
そう言って渡された赤子を、奥方は本当に嬉しそうな顔をして抱きしめた。
そして乳房を露わにして、赤子にそれを含ませる。
本能的に乳を吸いだした赤子を、奥方は愛しげに眺めた。
「初めまして・・・・・・ナルト。やっと会えたわね」
必死に乳を飲む赤子に、奥方は語りかけた。
四代目も嬉しそうにその様子を眺めていたが、やがて顔つきを厳しいものに変える。
「いい子・・・・・・いい子ね、ナル・・・・・・ト・・・・・・っ」
「クシナ!!」
ぐらりと、赤子に乳を飲ませていた奥方の身体が赤子に覆いかぶさるように倒れ込みそうになり、四代目が慌てて支えた。
奥方の顔は、生きている事が不思議な程に青白く血の気がなかった。
それでも母親の本能か、しっかりと赤子を抱いている。
もう力もないはずなのに、赤子を抱きあげている腕だけは決して離れることはなかった。
―――限界なのだろう。
無理やり子を成長させ、産み落とした代償だ。
急激に細くなる奥方の玉の緒に、イタチは顔を俯かせた。
今にも儚く散りそうな風情の奥方の姿に、押し潰されそうな程の罪悪感を感じた。
ごめんなさいと、小さく唇だけを動かす。
ごめんなさい。
己が言わなければ、きっと奥方と御子は幸せに生きれたはずなのに。
誰からも祝福されたであろうその誕生を、己は己の都合で歪めてしまったのだ。
ごめんなさい。ごめんなさい。
何度謝っても足りないだろうけれど、それでも。
それでも、弟を・・・・・・サスケを、護りたかった。
里を護りたかった。
あの、醜悪な一族から。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
だからと言って、彼女達を犠牲にしていいという訳ではないのに。
自分が酷く醜くておぞましい生き物になったような気がして、イタチは全身を粟立たせた。
まだ幼い心には、生まれたばかりの子から母を奪い、禍々しいものを背負わせるその罪は重くて。
重すぎて。
ともすればその余りの重さに心が悲鳴を上げ、叫びだしそうになるのを堪えるのに必死になる。
そんなイタチの様子を見ていたのだろう、奥方がイタチに声をかけた。
「・・・・・・イタチ君?」
「・・・・・・っ」
ただ名を呼ばれただけだというのに、イタチは過剰に反応してしまった。
びくりと身体が不自然に震えたのを見ただろうに、奥方はそれについては一切言及せずにもう一度優しくイタチの名を呼ぶ。
その優しさに赦されて顔を上げたイタチは、奥方の顔を見て泣きそうになった。
赤子を腕に抱き、真っ青な顔にいっぱい汗を浮かべた奥方は、それでも苦しい顔一つ見せずにイタチに向かい微笑んでいた。
「・・・・・・っ!」
その優しい微笑みに、イタチは溢れる涙を抑えきることができなかった。
「・・・・・・さい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・・・・っ」
ただ、必至に謝罪の言葉を繰り返す。
赦して欲しいわけではない。赦されてはいけないのだと、ちゃんと理解している。
だが、それでもイタチは謝ることしかできなかった。
泣きながら謝罪を繰り返すイタチを、いつの間に近づいたのか四代目がそっと抱き締めてくれた。
そしてゆっくりと落ち着かせるようにイタチの背中を撫でる。
「っうえ・・・・・・っ・・・・・・さい・・・・・・めんなさ・・・・・・っ」
包み込むような暖かさに、涙は止め処なく溢れた。
「・・・・・・大丈夫。大丈夫だよ、イタチ。お前は何も悪くない。悪くないんだ」
「うー・・・・・・っ」
「よしよし。辛かったね。苦しかったね。・・・・・・もう、何も心配はいらないよ。だからこれ以上自分を責めるのはよしなさい」
「そうよ。泣かないでイタチ君。・・・・・・むしろ謝るのは私達大人の方よ。こんなに小さな君を、こんなに苦しませたのだから」
「・・・・・・っ・・・・・・う・・・え・・・・・・っ」
口々に慰められ、あやされ、イタチは赦される苦しさを知った。
赦される苦しさを知って、赦されて救われる、心を知った。
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