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うずまき逆行伝その29
気がつけばもうあと30分で翌日に・・・。
それもこれも久々に行ったオリジサイト様んとこの長編をついうっかり読んでたせいですね、反省。
テニプリがスクエアジャンプで新連載だったので喜び勇んで買いました。
いや、流石はテニプリ。素敵な笑い(?)を齎してくれましたとも。
もうリョーマと手塚を見られただけで満足ですよお姉さんは。つか、キャラ50名プラス新キャラて先生も頑張るなあ。
来月も楽しみです。
最後の方に載ってたテニプリのアンソロのような四コマが大好きだ。ああいうノリはいいなと思います。単行本化してくれたら絶対に買う。
某紳士のお国から擬人化は他国もやっとりまっせというコメントを頂きました。
すげー! 他国の擬人化見てみたい。どんなんなんだろうか。ってか、ドラマってどういうことだと思いました(笑)
日本は二次創作でほそぼそ・・・・でもないけれどもやってるのに、あちらでは放送してるんですね。流石はにゃんこが国会議員な国(でしたよね? 確か)だ!
さて逆行伝。ちょい短いですが、区切りいいので。
それもこれも久々に行ったオリジサイト様んとこの長編をついうっかり読んでたせいですね、反省。
テニプリがスクエアジャンプで新連載だったので喜び勇んで買いました。
いや、流石はテニプリ。素敵な笑い(?)を齎してくれましたとも。
もうリョーマと手塚を見られただけで満足ですよお姉さんは。つか、キャラ50名プラス新キャラて先生も頑張るなあ。
来月も楽しみです。
最後の方に載ってたテニプリのアンソロのような四コマが大好きだ。ああいうノリはいいなと思います。単行本化してくれたら絶対に買う。
某紳士のお国から擬人化は他国もやっとりまっせというコメントを頂きました。
すげー! 他国の擬人化見てみたい。どんなんなんだろうか。ってか、ドラマってどういうことだと思いました(笑)
日本は二次創作でほそぼそ・・・・でもないけれどもやってるのに、あちらでは放送してるんですね。流石はにゃんこが国会議員な国(でしたよね? 確か)だ!
さて逆行伝。ちょい短いですが、区切りいいので。
彼らは過剰に慰めることはしなかった。解っているのだろう、そうされることでイタチが更に苦しむことを。
ただ、優しく背中を撫で、見守ってくれる。
だが、いつまでも泣きじゃくっている時間すら、今は与えられてはいなかった。
「・・・・・・ぐっ・・・・・・ごほっ・・・・・・!」
「クシナ!!」
「奥方さま!!」
今度こそ奥方が上体を崩した。血を吐いたのか、鮮やかな紅が赤子を包んでいた布に散る。
母親の尋常ならざる様子を察知したのか、赤子が激しく泣き出した。
四代目が慌てて奥方の元へと行き、イタチも涙に濡れた頬をそのままに駆け寄った。
「っはあ、はあ・・・・・・。ごめんなさい・・・・・・もう、限界みたい」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「奥方さま・・・・・・」
沈痛な面持ちで押し黙る四代目に、奥方が最後の気力を振り絞って赤子を渡した。
「・・・・・・行って。もう時間がないわ。これ以上里に被害が及ぶ前に・・・・・・」
「・・・・・・クシナ」
「大丈夫よ。ナルトは強い子だわ。だって、最後まで諦めない強さを持つ名前を貰った子だもの」
にこ、と笑ってそう言った奥方に、四代目も笑みを見せる。
そして己が腕に抱く息子を、ぎゅっと抱きしめた。
「・・・・・・そう、だね・・・・・・。俺が一番強いと思う忍から、名付けられた子だ。強い子になるね」
「あら、もう強い子よ?」
「・・・・・・ふふ。そうだね。―――強い子だ。だから・・・・・・」
きっと、大丈夫。
自身に言い聞かせるかのように、大丈夫という言葉を口にする。
やがて俯かせていた顔を上げ、四代目はしっかりと奥方に頷いてみせた。
「・・・・・・イタチ」
笑顔で送り出してくれる奥方に笑いかけ、四代目はイタチへと顔を向けた。
「はい」
「クシナを頼めるかい? 俺は急いで九尾のもとへと行かなければならないから」
言われ、イタチはもう乾きかけていた頬をぐい、と拭い頷く。
「はい!」
強い意志の宿った瞳で真っ直ぐ見詰めてくるイタチに、四代目は安心したように笑みを浮かべた。
「頼むよ。・・・・・・じゃあ、クシナ」
「ええ。行ってらっしゃい」
「―――行ってきます」
そう言って、四代目は赤子と共に屋敷から去って行った。
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